長野県長野市立南部小学校3年1組の皆さんとマイ箸づくりを行いました。
外国の大切な森林資源を乱伐して、更に漂白剤などの薬剤につけて作られる真っ白な使い捨ての割りばし。
本来、割りばしは日本の食文化の一部であり、
日本の山から出た木を大切に使う一つの手段でした。
いつから割りばしが山を荒らすものと化したのでしょうか。
そんな割りばしをめぐる現状を見つめ、
日本の森だけではなく、世界の森が守られ、豊かに育つために私たちができることを今回考えました。
今回の箸作り教室では、自分で拾ってきた木の枝やヒノキやスギのお箸を親子一緒に削りました。最初は恐る恐る小刀を持っていた子も、作業が終わるころにはコツをつかんでシュッシュッと小刀を動かしていました。
「削るの上手いね〜」
「大きくなったら大工さんになるんだっ!」
かわいい未来の大工さんもいました。
みんなそれぞれお気に入りの太さ・大きさに削り、最後に蜜蝋ワックスを塗って仕上げました。
子どもたちよりも箸作りに夢中になっていたお父さんもいたりして、楽しい箸づくり教室になりました。
参加者の皆さん、ありがとうございました。
自分で作ったお箸を使うたびに森や山のことを想いたいですね。







